高校・専門学校卒大工育成・採用情報
MESSAGE
家だけでなく
未来のサンコーもつくる
担い手として
このページをご覧になっているということは、少しでも建築や大工にご興味があるのだと思います。
住宅づくりに携わる会社として、その気持ちがとてもうれしいです。
その気持ちとあなたの可能性をぜひ当社で広げてほしいと思っています。
当社では、しっかりとした教育プログラムを通じて、一定の知識と技能を身に付けた後に
社員大工として現場に入り、建設業者の方々と共に住宅建設に携わります。
社外の方と協力しながら、ときに指導を受けながら作業するため、
人間関係づくりや、報告・連絡・相談などが大切になります。
だからこそ、「自分から挨拶をする、礼儀作法を守る、素直、笑顔、感謝の気持ちをもつ」といった
人として基本的なことが特に重要になります。ましてや、現場は事故やケガの危険性のある場所なので
外部の大工や現場監督と良好な人間関係を築くことが求められます。
大工の数は年々減っており、それとともに技術の伝承も途絶えてしまいます。
サンコーは資材・設備を取り扱うプロとして、高いレベルの技術を保有しておくことが使命と考え、
大工の育成事業をスタートしました。
社内に卓越した技術をもつ大工がいることで、サンコーの専門性はさらに磨きがかかると信じているのです。
最終的にはそれが、企業の存在価値になると考えています。
サンコーで大工を目指すみなさんには、
未来のサンコーをつくるという信念をもって、仲間に加わってほしいと思っています。
CARPENTER TRAINING
サンコーの大工育成
- 大工になりたい!
- 住宅づくりに興味がある!
- 一生モノの技術を身に付けたい!
- 手先を使った仕事に就きたい!
- 教育制度のある会社で働きたい!
こんな気持ちが少しでもあるなら、大歓迎です。
サンコーだからこそ、叶えられることがあります。
サンコーだからこそ、描ける夢があります。
さぁ一緒に、住環境の未来を見に行きましょう!
TRAINING METHOD
育成方法
プログラムされた研修からスタートし、少しずつ大工としての知識と技術を身に付けていきます。合わせて、挨拶やマナー、仕事の心得といった社会人としての基礎も学びます。その後、社員大工として現場に入り、協力会社の方々と共に住宅建設に携わります。住環境づくりのプロフェッショナルとしてサンコーの技術と業界の未来を担います。
国土交通省「建設キャリアップシステム」の能力判定に基づき、4段階のレベルに沿って育成プログラムを定めています。
建設キャリアアップシステムのメリット
サンコーで働くことで、技能の向上だけでなく資格取得や必要就業日数などをクリアし、もしも将来サンコーを離れたとしても、一生涯に渡りキャリアを証明することができるようになります。
- 技能や経験がシステムに蓄積されていくことにより、正当な評価が期待できる
- 自身のスキルアップが目に見える形となり、モチベーションアップや自己研鑽につながりやすい
- 登録されたキャリアデータは建設業界全体に通用するので、転職などの際に公的な職務経歴書になる
FLOW
育成プログラムの流れ
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STEP1
まずはサンコーの施工現場を見学し、作業内容や職人の動きを見て、将来の自分をイメージします。合わせて建設現場のルールも学びます。
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STEP2
大工道具や建築部材などの名前を覚え、補助作業を通じて現場に慣れていきます。その後、道具の扱い方、役割、材料の特性などを覚えていきます。
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STEP3
指導役の指示を仰ぎながら、道具を使って実際に加工や造作をしていきます。いろいろな現場、工程において技能を磨き大工として一人前になると、次は図面を見ての仕事です。
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STEP4
図面まで読めるようになると、指示された仕事だけでなく、自分で考え、適切かつ効率的な作業を導き出せるようになります。ここまでくれば、どんどん現場を経験し、更に技術を伸ばしていきます。
FUTURE
将来の仕事
- 担当物件の施工リーダーとして、自社大工や協力会社の職人をまとめる立場で働きます。
- 担当物件を完成まで導いていきます。
- 合わせて後輩の育成や指導役も担います。
FORERUNNER INTERVIEW
先輩インタビュー
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2017年入社
建築大工
技術はもちろん、社会人としての姿勢も高められる環境
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2018年入社
建築大工
研修、現場をつうじて家づくりのすべてを身につける
技術はもちろん、
社会人としての姿勢も
高められる環境
池戸 厚介
Kousuke Ikedo
大工
- 2017年入社
- 建築工事部
入社の動機は?
建築一家に育ち、完成した家を見てお客様が喜んでいる姿が子供心にも印象的だったので、私も大工になりたいと思うようになりました。
工業高校の建築科を卒業し、会社で大工を育成しているところに惹かれたため、サンコーを選びました。年齢の近い同僚や、現場の職人さんも多く、楽しく仕事ができていて、サンコーに入ってよかったと思っています。
具体的な仕事内容は?
現場で協力業者の親方と一緒に作業しています。最初の一年は主要な構造材を現場で組み立てる建方(たてかた)をしっかり学びます。家には、基礎や下地など工事が終われば見えなくなる部分がたくさんあります。見えないからこそ、私は、より丁寧にするようにしています。自分が「この家だったら住みたいな」と思え仕事をすることがモットーです。
大工の仕事は、建築の理論がわかっていないとできません。自分の住む家をつくる思いで、しっかり理論や知識を身につけるようにしています。現在は、学んだ技術を後輩に指導することもしています。
仕事の魅力は?
サンコーは、住宅ができるまでの全ての工程に立ち会える、ものづくりが好きな者にとっては最高の会社です。多くの人の力が合わさってひとつの建物ができたときの感動や、内部の造作工事をひとりで完成させた時の喜びは、次の仕事へのモチベーションになります。
リーダーの役割も担うようになってからは、責任感もやりがいになりました。
ものづくりの楽しさを
仕事にできる喜び
盛田 智也
Tomoya Morita
大工
- 2018年入社
- 建築工事部
入社の動機は?
幼稚園のときにマンションから一戸建ての家に引越しをしました。そのときお世話になった大工さんの優しさや仕事に対する情熱を見て憧れを抱いたのが、大工を目指すきっかけでした。高校で建築を学び、就職活動でサンコーが社員の大工を養成していることを知り、安心して働けると思い入社を決めました。
具体的な仕事内容は?
戸建て住宅の一棟請け事業に携わっています。一棟を集中して作り、完成したらまた次の一棟へというスタイルです。現場では協力業者の大工さんと共に施工をします。私は主に、内装工事を行うことが多いです。高校で建築を学んだとはいえ、入社当時は素人同然。実務で場数を踏むことで技術力を上げていきます。また、年に1回、サンコーの倉庫で小さい家を建てるという研修もあります。最初の1年は建方(たてかた)から屋根を伏せるまでの、家の骨格をつくる施工を徹底的にやりました。 入社前は、体力勝負のたいへんな仕事だと思っていましたが、実際にやると、頭を使う仕事だと感じています。工法の理解、仕様書の解読、作業の段取り…頭をフル回転させながら仕事をしています。基本的なことですが、天候に大きく影響をうける仕事なので、夏は熱中症に気をつけるなどの体調管理も仕事のひとつだと思います。
仕事の魅力は?
初めての建方工事で、仕様書をよく読み、時間配分を考えて無事に終えることができたときに、やりがいを感じました。大工の仕事は段取りが命だと思っています。段取りがよい大工は仕事が早く、きれいです。私は、仕上がりのきれいさは当然で、品質も重視した家づくりができる大工を目指しています。資材のプロであるサンコーの社員として大工ができるのは、ものづくりが好きな人にとっては最高の環境だと思います。工程に合わせて土曜日出勤することもありますが、そのかわり自由に代休をとることができますし、そういったところも魅力です。
FOR PARENTS AND TEACHERS
保護者・学校の先生方へ
保護者の方へ
当社では、2017年より国と連携して若手大工の育成事業に取り組んでおり、少人数ではありますが、毎年新入社員の皆さまをお迎えしております。
入社後は大工としての知識や技能を教えるだけでなく、社会人としての在り方を育む研修に重きを置いています。
教育担当の社員を配置し、常にサポートできる体制を整えております。
おかげさまで、地域の皆さまやお客様からの信頼も厚く業績も安定しています。社員本人だけでなく、その家族の皆さまにも安心していただける職場こそ、理想の会社像だと考えています。
人生の大切な節目に社会人としてお子様を送り出していただける会社として、責任と感謝を持って進んで参ります。